
伝統工芸の匠たち
輪島塗/蒔絵(まきえ)北濱 幸作
プロフィール
◯1997年 伝統工芸士 加飾部門認定
◯1998年〜2003年 蒔絵組合 組合長就任
◯2007年 石川県伝統工芸士 理事就任
◯2010年 輪島塗伝統工芸士 会長就任
◯受賞歴:新美術院展 特選3回、北新院展賞、中部経済産業局長賞、伝統工芸功労者石川県知事表彰、経済産業大臣表彰 伝統工芸功労賞、他、受賞多数
◯輪島塗への想い:「輪島塗は古くから伝わるものですが、常に時代にあったものを産み出し、技を後世に残していきたいと願っています。国内外問わず、“美”を理解する方々に永く楽しんで頂ける作品を作っていきます。」
輪島塗/螺鈿(らでん)米本 和彦
プロフィール
◯2002年 伝統工芸士 加飾部門認定
◯受賞歴他:輪島塗新作見本展 優秀賞、輪島市長賞、現代工芸美術石川会 輪島地区会長賞、輪島漆器 商工業協同組合 理事長賞、日本花器茶器美術工芸振興会展 入選、輪島市美術展 入選他、受賞多数
◯輪島塗への想い:「歴史ある輪島塗も他の伝統工芸と同様に後継者不足が深刻で、職人の数も年々減少しています。今後は次世代の育成に力を入れながら、1人でも多くの人に輪島塗の良さを伝えていきたいと思います。」
截金(きりかね)・彩色 大塚 華仙
プロフィール
◯1997年 パリ市・在仏日本大使館にて「ネオ・ジャパネスク'97」作品展示
◯2011年 ドイツ・フランクフルト工芸美術館にて作品展示・実演
◯主な作品:成田山東京別院深川不動堂「大日如来像」、茨城県正定寺「阿弥陀如来像」など、数多くの仏像截金を手掛ける。
◯受賞歴他:KYOTO DESIGN AWARD 2009 京都デザイン賞入選他、受賞多数
◯截金への想い:「伝統の技(截金)を出来る限り後人に継承していきたいと考えています。また、枠にとらわれず截金の新しい領域にも挑戦していきます。」
有田焼/染付・赤絵 森田 文一郎
プロフィール
◯2013年 有田焼の窯元『文章窯』2代目を継承
◯有田焼を「伝える」プロジェクト『フラッグス』のメンバーとして活動中
◯受賞歴他:有田焼国際陶磁展 産業陶磁器部門 技能賞 2016年・2017年連続受賞他、受賞多数
◯有田焼への想い:「家業が有田焼の窯元で、絵付はもちろん器づくりにも自然と興味を持ち、現在に至ります。食器だけに留まらない“焼き物文房具の老舗”として、暮らしに有田焼をもっと広めていけるように頑張ります。」